体型・姿勢 の特徴
骨盤が左右に開いており、どっしりとした安定感のある体型です。特に下半身にボリュームがあり、お尻が横に広く平たいのが特徴。年齢と共に太りやすい傾向があります。動作はゆったりとしており、どこか間の抜けたような、おおらかな雰囲気を持っています。

開いた骨盤と平たいお尻
骨盤が常に開いている「開型」の体癖です。腸骨が左右に広がっているため、後ろから見るとお尻が横に大きいですが、横から見ると厚みがなく平たいのが最大の特徴です。この開いた骨盤が、身体的な弛緩と精神的なおおらかさの源泉となっています。
太りやすい体型
若い頃は細くても、年齢を重ねるにつれて、特に下半身を中心に太りやすい傾向があります。これは、骨盤が開きっぱなしになることで内臓が下垂し、代謝が低下するためと考えられます。あまり食べなくても太ってしまう、という悩みを抱えることが多いです。
苦手な「しゃがむ」姿勢
骨盤が開いているため、9種が得意とする「かかとをつけたまましゃがむ」姿勢が非常に苦手です。両足を骨盤の幅に開いてしゃがもうとすると、バランスを崩して後ろにひっくり返ってしまいます。これは、骨盤を締める動きが不得手であることの証明です。
ゆったりした動作と細い足首
動作のテンポはゆったりとしており、せかせかした動きはしません。その鷹揚な動きが、おおらかな印象をさらに強めます。身体は太っていても、なぜか足首だけはキュッと細く締まっている、というアンバランスな特徴が見られることがあります。
おすすめの調整法
ボランティア活動やペットの飼育など、世話を焼く対象を持つ。チームやグループの中心的な役割を担い、人をまとめる。ストレスを感じたら、信頼できる相手と心ゆくまで長話をする。身体を冷やさないように、温かい食事や服装、入浴を心がける。骨盤の締まりを意識する軽い運動(骨盤底筋体操など)を取り入れる。しゃがむ練習を少しずつ行い、骨盤の閉じる動きを促す。全身のバランスを整える四つ這い体操を行う。


強み・長所
- ● どんな相手でも受け入れる、海のように広い寛容さと受容性。
- ● 困っている人を放っておけない、献身的な世話好きの精神(母性)。
- ● その場の雰囲気を和ませ、人を惹きつける華やかさと魅力。
- ● 人の話をじっくりと聞ける、優れた傾聴力。
- ● 細かいことを気にしない、おおらかで鷹揚な性格。
- ● 面倒見が良く、人をまとめる親分肌のリーダーシップ。
- ● 事務能力や計算能力に優れるという意外な一面も持つ。

注意点・リスク
- ● 骨盤の弛緩から、胃下垂などの臓器下垂を起こしやすい。
- ● 身体の締まりが弱く、熱が逃げやすいため、慢性的な冷え性に悩まされる。
- ● 泌尿器系の締まりが弱くなり、頻尿や尿漏れの傾向が出ることがある。
- ● 代謝が低下しやすく、年齢と共に太りやすい。特に下半身に脂肪がつきやすい。
- ● 世話をする対象を失うと、急激に気力や体力が低下し、精神的に落ち込むことがある。

