体型・姿勢 の特徴
全体的に細長く、すらりとした印象ですが、骨格はしっかりしていることが多いです。エネルギーが上へ向かう特性から、特に首周りに特徴が現れます。身体的な疲労は首の後ろ側に溜まりやすく、慢性的な緊張を抱えがちです。運動能力は基本的に高い方ではなく、スポーツよりも思索的な活動を好む傾向があります。

首と頭部の特徴
首が長く、比較的太くしっかりしているのが最大の特徴です。緊張すると後頭部から背中にかけてが一直線のように硬直する傾向があります。これは、常に思考を巡らせ、エネルギーが頭部に昇っていることの身体的な表れです。顔は面長で、全体的に上下に伸びた印象を与えます。
全身のプロポーション
身長は高めで、細長い体型をしています。しかし、華奢というよりは骨太でがっしりした骨格を持つことが多いです。肩幅は比較的狭く、胸板も薄い傾向にあります。四肢の筋肉はあまり発達せず、筋肉質という印象は薄いです。足首も首と同様に太くしっかりしているとされます。
姿勢と動作
直立不動の姿勢を取ることが多く、お辞儀をする際は首から上が前へ出るような動きになりがちです。常に高い視点から物事を見ようとする意識が、身体を上へ上へと伸ばすような姿勢に繋がります。動作の速度は比較的ゆっくりで、俊敏な動きはあまり得意ではありません。
後頭部の緊張
思考活動が活発なため、後頭部や首の後ろ(頸椎周辺)に慢性的な緊張を抱えやすいです。この部位の緊張は、頭痛や不眠、神経系の不調に繋がりやすいとされています。疲労が蓄積すると、この部分が特に硬く張り、痛みを覚えることがあります。
おすすめの調整法
意識を足の裏に集中させる「グラウンディング」を日常的に行う。考えすぎていると感じたら、思考の内容を意識的に切り替えるか、一旦中断する。首や肩の力を抜き、ゆっくりと呼吸する時間を設ける。あくびを我慢せず、思い切りすることで頭の緊張を解放する。全身の緊張をリセットするために、四つ這い体操を取り入れる。身体を動かすことで思考をリフレッシュする。(激しい運動より散歩などが向く)寝る前はPCやスマホを避け、頭を休ませる環境を整える。


強み・長所
- ● ゼロから新しい概念や理論を生み出す優れた独創性。
- ● 物事を筋道立てて考える高い論理的思考力。
- ● 自らの信念に基づき、周囲に流されずに行動できる独立性。
- ● 複雑な物事を俯瞰し、本質を見抜く能力。
- ● 創業者や発明家、学者として発揮される先見性。
- ● 大義名分を重んじるため、高い倫理観を持つリーダーになりうる。
- ● 知的好奇心が旺盛で、生涯にわたって学び続けることができる。

注意点・リスク
- ● 常に思考が活発で神経が高ぶりやすく、不眠症や神経衰弱に陥る傾向がある。
- ● エネルギーが頭部に集中しやすいため、高血圧や脳血管系の疾患のリスクが指摘されることがある。
- ● 後頭部から首、肩にかけて慢性的な緊張や凝りを抱えやすい。
- ● 頭痛、特に緊張型頭痛が起こりやすい。
- ● 観念的な不安から、心身症につながることがある。

